ともろうのブログ

徒然なるままに。

さびしさと母と猫

知らない人もいるかもしれないんだけど俺は今一人暮らししてる。登下校とか自立のために始めたんだけど、結構楽しい。

けどさびしい。

こういう状況におかれて初めて自分が孤独に対してそこまで強くないことを知った。やたらと友達に会いたくなる。それといままでより家族に話す量が増えた。

今日(昨日)も久々に母ちゃん(俺は幼いころからこう呼んでる)とじっくり話す時間があって話してたんだけど、「メインクーン飼いたい」とか言ってて。

俺が猫アレルギーなの知ってるじゃん。たしかに今は実家にいないけど帰る場所なくなっちゃうよ。でも反対するのはやめた。たぶん寂しいんだと思う。俺は家にいなくて、弟と妹も高校生でもうあんまり世話かかんないだろうし。さびしさを忘れさせてくれる何かを欲してるのかもしれない。それほどの理由じゃなけりゃ愛する息子の天敵ともいえる毛フサフサの獣を室内で飼おうだなんて発想に至らないだろ。俺も抱き枕と友達がくれたシロクマしかルームメイトがいないからわかるよその気持ち。

家を出てから周りにいる人間の大事さを感じるようになった。ある程度距離をおいて初めてわかる大切さがあるのかもしれない。たぶんまた一緒にいるようになったらこんな感覚は忘れちゃうのかもしれないけど、このことに気が付けただけで一人暮らしを始めた甲斐があったと思う。さびしさよ、こんなことを教えてくれてありがとう。大好きなバンドが「君といたことをさびしさから教えてもらった」と唄ってて、まさにこのことだなと思う。

 

数日前から咳が止まらない。ひとり部屋のなか。